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択捉島 2022年までに200家族以上が新築住宅に入居できる

北方四島の話題

 サハリン・インフォ2020/6/11

サハリン州のリマレンコ知事は11日、択捉島を訪問し、レイドヴォ(別飛)に間もなく完成する集合住宅2棟を入居予定の39家族とともに視察した。知事は「家族は新築アパートを目の当たりにして仕事の質を評価し、家具やベビーカーをどこに置くか計画している。人々が幸せであることは素晴らしいことだ」と述べた。ナタリア・ゲラシメンコさんは30年もこの時を夢見ていた。「雨漏りがする古い家はもう思い出したくない。入居が待ちきれない」と喜びを爆発させた。集合住宅は間もなく引き渡される。各戸にはモダンなドア、窓、ボイラーや電気ストーブなどの家電製品が備え付けになっている。ベッドルームが1~3室の3タイプある。バルコニーから海と火山の景色が楽しめる住戸に入るヴァレリア・デミャノヴァさんは「とてもうれしい。すぐに家具を注文する。バルコニーでコーヒーを飲みながら、景色を楽しみたい」と話した。レイドヴォでは来年に引き渡しとなる27家族が入居するアパートの建設が始まっている。クリリスク(紗那)でも4棟の集合住宅が建設中だ。2022年の終わりまでに、択捉島では200家族以上が新築住宅へ入居する見通しだ。

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