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アパート建設ラッシュ 色丹で4棟と国後で1棟完成、81世帯が間もなく入居

北方四島の話題

 サハリン・インフォ2020/4/23

国後島色丹島で集合住宅わせて5棟(81戸)がほぼ完成し、入居する住民による内覧会が行われるなど引き渡しに向けた準備が進められている。色丹島クラボザボツコエ(穴澗)村ではコムソモールスカヤ通りとクリュチェボイ通りにそれぞれ3階建ての集合住宅2棟(63戸)が建設された。内覧会では、入居予定者が壁紙、リノリウム、タイルなどの品質を確認したり、バルコニーや配管、電化製品もチェックした。住民の1人は「部屋は広いし、ドレッシングルームまであった。屋根付きの回廊もあって、夢みたいだ」と喜んでいた。コムソモールスカヤは5月、クリュチェボイは6月に引き渡される予定。クラボザボツコエ村ではレスノイ通り新たに5棟(96世帯)の集合住宅が建設される。さらにもう1つの村マロクリリスコエでも7棟(202世帯)の集合住宅が建設予定だ。一方、国後島ユジノクリリスク(古釜布)では、オケアンスコイ通りに建設中の3階建て集合住宅1棟がまもなく完成し、18世帯が今夏にも入居する。今年の終わりまでに、さらに3棟(18世帯)が完成することになっている。色丹島国後島の住宅建設はクリル諸島社会経済発展プログラムに基づいて整備されている。

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