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国後島 住民生活を維持するために働き続ける店員、警察官、郵便局員に、ボランティアがマスクを生産

北方四島の話題

 サハリン・クリル通信2020/4/6

新型コロナウイルス感染が世界中で拡大する中、自宅待機を強いられている国後島のボランティアが、パンデミックの最中も働き続ける人々のためにマスクを縫っている。ユジノクリリスク(古釜布)では、行政府がマスクの材料を購入し、ボランティアに自宅でマスクを作ってもらう取り組みを始めた。現在、6人が呼びかけに応じ、住民生活を維持するために働き続けている商店、警察、郵便局、高齢者を助けるボランティアの人々のために、これまでに330枚のマスクを届けた。国後島はじめ南クリル諸島ではまだ感染者は出ていないがサハリン本島では6日までに6人が感染。1人はすでに退院しているが、簡易検査で「擬陽性」とされた5人が確定検査の結果を待っている。

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