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国後島の文書館長が講演「地域にとって重要な出来事の記録資料を常に収集する必要がある」

北方四島の話題

 kurilnews.ru 2020/3/20

国後島ユジノクリリスク(古釜布)の南クリル行政府文書館のガリーナ・モナスティルスカヤ館長がユジノサハリンスクで開催された州文化省主催の文書保存問題に関する会議で講演し、地方自治体のアーカイブの現状と将来計画について語った。この中で、館長は大祖国戦争勝利75周年の昨年、重点的に取り組んだこととして、戦後クリル諸島で働いた人や退役軍人の記録の収集と整理を挙げた。年金や各種給付に必要な書類を整備し、1年間で1,645件の照会に対応した。また、昨年は永続的な専門委員会が設立されほか、453件の文書を受け入れ、新たに2つの組織に関する記録文書のアーカイブが整備された。今年は、「ラグンノエ(ニキシロ)地区での孵化場開設」と「南クリル諸島の経済状況」に関する文書を収集する。モナスティルスカヤ館長は「地域にとって重要な出来事の記録資料を常に補充する必要がある。それらは一種の歴史的なドキュメンタリー年代記であり、産業の効果的な発展と他の国家構造の機能に必要な情報を含んでいる」と、強調した。

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