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四島周辺海域でのロシアトロール船による漁具被害313万円 ロシア漁業庁が被害の詳細情報をウエブで公開

北方四島の話題

 サハリン・インフォ2020/3/17

ロシア連邦漁業庁サハリン・クリル地域事務所は、北方四島周辺海域で日本の漁業者が入れた漁網などの漁具に対してロシア漁船が与えた損害に関する情報をウエブサイトに掲載した。日本大使館が連邦漁業庁に漁具被害について申し入れを行ったことに伴う措置。日本大使館によると、漁具被害は1月29日と2月5日、8日、12日にロシアのトロール船タイマニアとアルクチクがスケトウダラ漁を行っている第58朝日丸と第38翼丸の刺し網などの漁具に313万円の損害を与えた。これらの漁具はロ日間のいわゆる安全操業協定に基づいて、日本漁船がクナシリ海峡(根室海峡)に入れたもので、被害は今年2例目。日本大使館はロシア当局によるトロール船への指導強化や日本側が網入れした海域で操業しているロシア漁船に関する情報共有を求めている。

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