憲法改正の世論調査 最も重要な項目は? 4位に「ロシア領の割譲禁止」

❐北方四島の話題

　サハリン・クリル通信2020/3/6

4月22日に国民投票にかけられる憲法改正案について、全ロシア世論調査センターがどの修正項目が最も重要かを尋ねる調査を実施した。それによると、1位は州の医療の質的向上で97%だった。2位は州の子供への支援(96%)、3位は最低賃金の採用(95%)、ロシア領土の割譲禁止が94%で4位にランクされた。領土の不可分性については、サハリン地域の住民の関心が非常に高い。この憲法改正により、南クリル(北方領土)の移転に関する議論に終止符が打たれると予想されている。国民投票に行くと答えた人は67%だった。