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択捉島 野良犬対策に150万ルーブル

北方四島の話題

 サハリン・インフォ2019/12/14

野良犬、野良猫対策の経費として択捉島などを管轄するクリル地区行政府に約150万ルーブルが割り当てられ、取り組みを本格化させる。野良犬・猫に対する苦情はクリリスク(紗那)、キトヴイ(内岡)、レイドヴォ(別飛)、ゴリャチエ・クリュチ(瀬石温泉)、ゴルノエから寄せられており、多くの場合は犬に関するものである。「最近はクリリスク郊外の無許可のゴミ捨て場によく集まっている」とポドコリトフ住宅局副局長は言う。当面は一時的に捕獲し、不妊処置をしたうえで放すという。入札で決定される事業者は、来年11月末までに捕獲しなければならない。ゴリャチエ・クリュチでは10月に女子高生が野良犬に襲われる事件があった。

※ペットとして飼われていた犬が捨てられ、野良化して人を襲う問題が深刻化している中、動物の責任ある取扱に関する連邦法が成立し、1月1日から施行される。サハリン州内にある一時収容施設は南クリル地区の国後島色丹島、クリル地区の択捉島を含めて5カ所しかない。今後、既存の施設を基準に合わせて発展させることが決まっているが、施設の設置基準や設置場所に関する規定、費用がどの程度必要かなどは何も決まっていない。(サハリン・クリル通信2019/12/24)

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国後島の収容施設

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