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国後島でガソリンが底をついた 荒天で供給ストップして2週間

北方四島の話題

 タス通信2019/12/18

国後島では自動車のガソリンが底をついて2週間になる。荒天続きで沿海州から輸送船が入港できず、ガソリンの供給が止まっているためだ。国後島色丹島などを管轄する南クリル地区行政府のサボチキナ副市長によると、「島にはガソリンもディーゼルもない。2つあるガソリンスタンドは空っぽだ」という。一時、食料の供給も途絶えたが、現在は必要な分がサハリンから持ち込まれた。燃料は沿海地方のk-Market、TSKのサプライヤー2社によって国後島に運び込まれているが、荒天が続いたことや輸送船が確保できなかったことなどの理由で、2週間前からストップしていた。やっと12月23日と25日に輸送船が入港することが決まった。副市長によると、消防車などの緊急車両についてはガソリンを備蓄しており、問題はないという。

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