暴風雪で定期船が欠航　サハリンに取り残された色丹島住民19人が無事帰島

　サハリン・クリル通信2019/11/18

Курильчан, которые не могли попасть на Шикотан, доставили домой двумя вертолетами — Сахалин и Курилы — SKR.SU

11月14日から続いた暴風雪のため定期船が運休し、サハリンに取り残されていた色丹島の住民19人が国後島を経由し、サハリン州政府が手配したヘリコプター2機に分乗し、無事に色丹島に戻ってきた。13日に予定されていた定期船が荒天のためキャンセルとなり、乗客はユジノサハリンスクに取り残された。次の定期船に乗船できるのは11月23日だった。色丹島住民の1人がSNSを通じてサハリン州知事に助けを求めたところ、すぐに応答があった。州政府は住民が最短で、かつ安全に帰島するプランを立て、実行した。国後島ユジノクリリスク(古釜布)で1泊した後、色丹島に到着した住民は「やっぱり色丹島が一番だ」と安どした表情で話した。乗客の最年長は70歳代、最年少は3歳だった。