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44人の日本人観光客が国後島にやってきた

北方四島の話題

 サハリン・インフォ2019/10/30

クリル諸島におけるロシアと日本の共同経済活動の一環として、44人の日本人観光客が10月30日に国後島に到着した。主催者は両国の旅行会社で、サハリン州政府とクリル地区、南クリル地区の行政が組織的に支援している。サハリン州のパホルコワ観光局長は「一行はすべての必要な国境と税関手続きを済ませ、『悪魔の指』(ローソク岩)と博物館を訪問した。この後、メンデレーエフ火山(羅臼山)、ゴロフニン(泊山)、白い崖などを訪れる。択捉島ではバランスキー火山(指臼山)、黒い崖、白い崖、溶岩台地、博物館などを訪問する予定だ」と語った。日本人観光客のクリル諸島への訪問は、両国の経済活動を強化するためのプロジェクトの一部であり、現在有力な分野は観光と廃棄物管理である。国後島色丹島択捉島及び歯舞群島はロ日間の領土的係争地となっているが、これらの島々はクリル諸島と同様に第二次大戦後、ロシア領となった。両国の平和条約締結に向けたプロセスで主要な障害であり続けている。

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