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択捉島 紗那—天寧間の道路整備に29億ルーブル、2024年完成見込む

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北方四島の話題

https://youtu.be/ou2oeImGz1k

https://youtu.be/I9GPYZ-g4b8

 サハリン・クリル通信2019/6/27

択捉島には2011年までアスファルト道路は1mたりとも存在しなかった。もちろんアスファルトを生産する工場もなかった。州政府の支援を受けてアスファルト工場が出来たのは8年前。この出来事は「革命」と言われた。現在では択捉島内の20km以上の道路がアスファルトで覆われている。クリル行政府によると、島内の道路総延長は65kmという。当面、その地形から最も困難で、最大のプロジェクトはクリリスク(紗那)とブレヴェスニク(天寧)を結ぶ数十kmの道路整備だ。クリル諸島社会経済発展計画の枠組みで、今年クリリスク側の区間7.6kmの工事が着工となる。クリリスク--ブレヴェスニク道路の再建工事は2024年まで続き、推定コストは29億ルーブルと見積もられている。州政府の予算が充てられる。

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