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2021年にサハリン—クリル航路に就航する貨客船の名前決定

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北方四島の話題

 サハリン・クリル通信2019/8/16

サハリンとクリル諸島を結ぶ定期航路に2021年早々の就航が予定されている2隻の貨客船の船名が「ゲンナジー・ネヴェルスキー提督」「パベル・レオノフ」と決まった。約3,600人のサハリン住民が参加したインターネット投票などで選定された。歴史家のサマリン氏によると、ネヴェルスキー提督は170年前にサハリンと大陸の間に航行可能な海峡があることを発見した。また、ロシア地理学会サハリン支部のポノマリョフ支部長は「ロシアと中国や韓国、日本との国境を確立する上で大きな役割を果たした」と話す。パベル・レオノフはソ連時代のサハリン地域の指導者で、ワ二ノ—ホルムスク間フェリーを導入するなど、輸送インフラの整備に貢献した。建造中の2隻はそれぞれ乗客定員146人で、24個のコンテナと車両6台を積載できる砕氷型。2020年に完成し、2021年の第一四半期に就航する予定。

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