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メド首相択捉島訪問 「ロシアにとって戦略的に重要な場所に住むための環境を作り出している」

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北方四島の話題

 サハリン・インフォ2019/8/2

今日(8月2日)、メドヴェージェフ首相はサハリン州のリマレンコ知事代行とともに択捉島を視察している。「約10年前、クリル諸島開発の最初のプログラムが準備されたが、その額は数千万ルーブルだった。このお金で何かを変えることはほとんど不可能だった。今では150億ルーブルだ。投資は実を結び、ロシアにとって戦略的に重要な場所に住むための環境を作り出している」--メドヴェージェフ首相はこう語った。リマレンコ知事代行は「3億ルーブルがレイドヴォ(別飛)の新しい住宅建設に使われる。2棟の3階建てアパート(18世帯と20世帯以上が入居する)が2020年に完成する。住民は老朽化した住宅から移り住むことができる」と述べた。レイドヴォでは2021年までに135人の児童・生徒を収容できる新しい学校が出来る。この後、温泉施設とキトヴィ(内岡)の水産加工場を訪問したメドヴェージェフ首相は「私はクリル諸島の発展を10年以上見てきた。私が最初に来たとき、ここには兵舎があった。生活はソビエト時代よりも悪かった。今は舗装道路があり、新しい家や学校が建てられ、先進的な企業が漁業に従事している」と満足げに話した。

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