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択捉島の空港で待たされる乗客 濃霧による欠航 メド首相訪問準備も重なって…

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北方四島の話題

 サハリン・インフォ2019/7/30

サフ・コム通信のスタッフが乗ったユジノサハリンスク行の飛行機は出発の見込みがないまま択捉島で立ち往生していた。上空には濃い霧が立ち込めていた。予測できない択捉島の天候が人々を足止めしていた。スタッフによると「昨日夕方、択捉島を出発するはずだったが、雷雨のため欠航した。私たちは40分機内で待った後、外へ出された。赤ちゃんを抱いた女性もいた。フライトが8時間以上遅れた場合、オーロラ航空は乗客に宿泊施設を提供し、5時間ごとに温かい食事を用意しなければならない。航空会社は島のホテルは満室で、レイドヴォ(別飛)に船員用のホステルがあるという。乗客は憤慨したが、多くの人はレイドヴォの二段ベッドで寝た」と語った。そして今朝、奇妙なことが起きた。択捉島からサハリンに向けて飛行機が飛んだ。昨日、スタッフが乗るはずだった飛行機で、しかも乗客を乗せていなかった。空港職員は「客室乗務員の勤務時間が切れたため」と説明したが、メドヴェージェフ首相が択捉島を訪問することに関係していると、誰もが思った。そして、その後、サハリンから知事代行や観光客が乗った飛行機が択捉島に到着した。「天気はまた悪くなった。私たちはまだ空港ロビーに座っている」--。

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