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ロシアの国会議員6人がクリル諸島占領作戦の道のりをたどる遠征を行った

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北方四島の話題

 サハリン・メディア2019/6/14

「我々はクリル諸島の名もなき島に上陸し、ロシアの国旗を掲げ、『我らのクリル』と叫んだ」--。ロシア連邦国家院(下院)の国会議員6人たちが1945年のクリル諸島占領作戦の道をたどる遠征を行った。遠征を企画したサハリン州選出のカルロフ議員は「我々は占領作戦の道のりをたどり写真などの資料を収集した。この遠征はまた象徴的な取り組みだった。クリルは我々の領土であり、先人の血であがなわれたものだ。第二次大戦の結果を変えることはできない」と述べた。クリル諸島占領作戦は1945年8月のカムチャッカから始まった。その後シュムシュ島(占守)、パラムシル島(幌筵)、マツア島(松輪)、そしてエトロフ、クナシリと続いた。今回の遠征は6月3日にペトロパブロフスク・カムチャツキーから始まった。気温は1945年8月と同じく2-3度で雲が低く垂れこめ、霧雨が降っていた。悪天候のため、歯舞群島水晶島に上陸することは出来なかった。カルロフ議員は「来年必ず実行する」と語った。

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