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国後島のクリル自然保護区で合同の火災訓練

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北方四島の話題

 サハリン・インフォ2019/4/18

森林火災が多発する季節となり、国後島のクリル自然保護区内で、保護区職員でつくる消防隊と南クリル地区航空基地の隊員が合同で火災訓練を実施した。合同の消防チームは、保護区内でも火災が起きやすいとされるセルノボド・ゴロヴニスキー地域で毎年訓練を行っている。自然保護区では、軍事演習が行われるほか、地元住民や観光客が訪れて様々な活動をしているが、こうした人間活動が火災を引き起こす主な要因となっている。自然保護区では、島民に対して、タバコの吸い殻を捨てない、可燃性ガスが入った容器を残さないよう呼びかけている。森林火災の安全規則に違反して火災が発生した場合、一般住民は5,000ルーブル、公的機関の職員5ルーブル、法人は50万~100ルーブルの罰金が科せられる。

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