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クリル発展計画の2019-2021年資金 連邦政府は支出せず、サハリン州が170億ルーブル負担

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北方四島の話題

 サハリン・クリル通信2019/4/10

サハリン州議会の経済委員会は国家プログラム「クリル諸島社会経済発展計画」の変更を承認した。2019年から2021年までの3年間、連邦政府は資金供給を行わず、予定されている185事業に必要な資金約170億ルーブルサハリン州の予算で賄うことになった。合わせて新たに53事業を計画に追加した。計画されている社会資本の中には、択捉島レイドヴォ(別飛)の図書館を併設した文化会館、色丹島クラボザボツコエ(アナマ)の中央ボイラー施設、択捉島国後島、パラムシル島の橋の再建などが含まれている。また、ロシア保健省はクリル諸島の2つの地域病院の建て替えに政府予算から資金を供給するとしていたが、ボロトニコフ副委員長によると、「連邦の資金は極めてわずか。特に2016年と2017年は国庫から割り当てがなかった」と語り、クリル開発に必要な資金を供給するよう連邦政府に求めていく必要性を訴えた。