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サハリン-クリル航路に投入される新造船 北極海航路の救助船と同等の砕氷能力

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北方四島の話題

 サハリン・インフォ2019/3/13

タス通信は、クリル諸島とサハリンの間を運航する2隻の貨客船のキール敷設式がレニングラード地域のネフスキー造船修理工場で行われたと報じた。式典で、造船所のゼネラルディレクターであるエフゲニー・クズネツォフ氏は「今日は最初の貨客船を敷設した。1カ月以内に2隻目の敷設を行う。サハリンとクリル諸島の間には、乗客と貨物を運ぶ船が必要であり、サハリン・クリル地域の人々は新造船による最初の航海を待ち望んでいる」と述べた。また、船を管理するサハリン・リースフロット社のアレクサンドル・デュダレフ代表は「2隻の新造船の建造費用は40億7000万ルーブル。納期は2020年末までとなっており、2021年には就航を予定している」と語った。貨客船は全長75m、全幅16mで北極海航路で活動する救助船と同クラスの砕氷能力を備えている。乗客定員146人で24個のコンテナと車両6台を搭載できる。

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