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択捉島紗那の文化会館 サハリン在住のアーティストが照明プログラムを一新

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北方四島の話題

 サハリン・クリル通信2019/2/17

択捉島リリスク(紗那)のスポーツ文化会館にあるコンサートホールの照明プログラムがサハリン在住の照明アーティストによって一新された。ホールの照明機材は会館建設時の技術仕様に基づいて500万ルーブルをかけて整備されたが、使いこなす技術者がおらず本来の機能の10%しか使われていなかった。島内の企業家グリゴリー・マノーキンさんがサハリンから照明アーティストのイリヤ・ディカーノフさんを招聘し、照明のコンピュータプログラムを再構築した。イリヤさんは若い頃、ゴルチエ・クリュチ(瀬石温泉)の役所で働いた経験を持つ。サハリンで開催された冬季国際スポーツ大会「アジアの子供たち」の演出に関わっており、多忙なスケジュールを縫って択捉島に飛び、わずか1日でシステムを再構築した。グリゴリーさんは「正しくマウントされた照明システムは驚異的に機能することが分かった。観客は今まで見たことのない光の演出を目の当たりにするだろう」と話している。

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