北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2023-02-09から1日間の記事一覧

鹿児島県・奄美島民会議 北方領土「返還実現を」キャラバンが啓発活動

北方領土返還要求運動奄美島民会議(会長・太勇太奄美大島青年会議所理事長)は「北方領土の日」の7日、北方四島(国後、択捉、歯舞、色丹)の返還を訴える「キャラバン出発式」を奄美市名瀬の県大島支庁で開いた。キャラバン隊員らは大島支庁職員らに見送ら…

北方領土の日記念史跡めぐり 条約締結の地・下田、中1生らマラソン

第43回北方領土の日記念史跡めぐりマラソン大会(北方領土返還要求県民会議など主催)が7日、下田市内で開かれた。市内の全中学1年生ら179人が出場しゴールを目指した。(静岡新聞2023/2/9) 北方領土問題に関心を促す狙い。日露和親条約が締結された長…

ウクライナで2人が戦死 サハリン出身者

ウクライナでの特別軍事作戦中に、サハリン州出身の軍人 2 人が死亡した。8 日夜、リマレンコ知事がテレグラムチャンネルで報告した。2人はホルムスク地区とアニワ地区の出身で、ドンバスで戦死。知事は「祖国への義務を最後まで果たした真の英雄」と称え、…

国後島・大岬 今シーズン初めてトドの群れを確認

国後島ユジノクリリスキー岬(大岬)沖で今シーズン初めてトドが確認され、テレグラムチャンネル「南クリルの観光」で動画が公開された。地元住民は「トドを怖がらせないで」と呼びかけている。撮影者によると、トドは約5頭で、海の上に突き出た岩の上でくつろ…

函館と択捉島 つながり守れるか 北方領土の歴史と記憶

北方領土で最も大きい島、「択捉島」。 実は函館と深いつながりがあることをご存じでしょうか? かつて島には函館から多くの人が行き来し、漁業の発展を支えてきました。択捉島が函館の経済圏として「函館市択捉町」とも呼ばれていたほどです。しかし今、そ…

色丹島出身のエフゲニアさん「医師になって島に戻りたい」

エフゲニア・ラツシュナヤさんは色丹島マロクリリスコエ(斜古丹)の中等学校を卒業し、現在は極東大学(ウラジオストク)の2年生。両親は色丹島に住んでいる。エフゲニアさんは色丹島クラボザボツコエ(穴澗)にある病院でインターンシップを経験し、大学卒業後は…

ウクライナ侵攻と北方領土開発 ロ独自開発に暗雲 対日合意破棄も投資頓挫

ロシアが実効支配する北方領土で独自に計画する経済開発に暗雲が漂っている。プーチン政権はウクライナ侵攻に伴う日本の対ロ制裁に反発し、1990年代から続いた日ロ間の「ビザなし交流」などの合意を破棄、2016年から協議を続けてきた共同経済活動か…

<卓上四季>ばあちゃんのしべとろ

北方領土創作絵本/「ばあちゃんのしべとろ」1ページ - 根室振興局地域創生部北方領土対策課 (hokkaido.lg.jp)択捉島蘂取(しべとろ)村で生まれ育った三船志代子さんが村の暮らしをつづった絵本「ばあちゃんのしべとろ」(瑞雲舎)は、いつか孫に話すつも…

返還大会で首相「墓参再開期待」「他人頼みか」元島民ら落胆

7日の「北方領土の日」に東京で行われた「北方領土返還要求全国大会」で岸田文雄首相が述べた「あいさつ」が根室管内で波紋を広げている。「(北方領土墓参などが)再開できるような状況になることを強く期待しています」と対ロ交渉に関し主体性を欠くとも…