2022-11-19から1日間の記事一覧
(北海道新聞夕刊根室版2022/11/18) 新人として中標津支局に着任して2カ月余、地域でさまざまな出会いを経験している。担当の標津町と羅臼町では、晴れた日は海の向こうに国後島が見え、元島民、そして2世や3世と会う機会が多い。北方領土をこれほど近く感…
2022年1~9月の花咲港のロシア産の活ウニ輸入額が、前年同期比4・8%増の43億4800万円となり、2年連続で過去最高を更新する水準となっている。輸入量自体は微減だったが、総額を押し上げたのは単価の上昇が要因。水産物貿易はウクライナ侵攻…
「島の土を踏み、家があった場所に『清水家跡地』の標識を立てたら、両親の古里に来た実感があふれてきてね」。歯舞群島志発島の元島民らでつくる志発会副会長で、島民2世の清水温(ゆたか)さん(71)は、1999年に志発島に初めて上陸した時の感動を…
日本とのビザなし交流を進めてきた南クリル地区(国後島、色丹島、歯舞群島を管轄)とクリル地区(択捉島などを管轄)のビザなし交流小委員会委員長宛てに、「ビザなし交流協定の終了について」という文書が届いた。サハリン州のビザなし交流委員会を所管するA.A…
秋の徴兵キャンペーンで、国後島から5人、色丹島から2人の若者が兵役に就くことになった。ロシア軍東部軍管区(沿海地方、ハバロフスク地方、サハリン州)の部隊に配属される。南クリル地区のパベル・ゴミレフスキー市長は若者たちに別れの言葉を述べ、それ…
連邦漁業局サハリン・クリル地域管理局長が8日から11日まで、水生生物資源の国家管理と保護に関する業務視察で択捉島を訪問した。クリリスク(紗那)の連邦保安局(FSB)当局者との会合で、2023年に密漁対策などで合同取締チームを組織するなど、一層の協力を確…
国後島の中心地ユジノクリリスク(古釜布)から55~60km離れているゴロブニノ(泊)とドゥボボエ地区の救急医療センターに最新の検査機器が整備された。コレステロールや血糖値、血圧、眼圧などを測る検査機器が含まれている。ゴロブニノの医療センターはクリル…
北クリル・パラムシル島のエベコ火山が17日、噴煙を噴き上げた。同島在住のエレナ・テレンコさんが運営するテレグラム・チャンネル「北クリルの旅」に、青い空に、巻雲のような白い噴煙がたなびく印象的な写真を投稿した。セベロクリリスクはすでに雪に覆わ…