2022-11-02から1日間の記事一覧
羅臼町郷土資料館に北方四島に関する資料を常設展示する「北方四島展示室」が新設された。近年見つかった北方四島の鉱山関連の資料や、元羅臼村長で、国後島で戦前、尋常高等小学校の校長を務めていた村田吾一氏(故人)が北方領土最高峰・爺爺岳(標高1822…
ロシアの実効支配下にある北方領土。そこから最も近い場所である北海道・根室市の納沙布岬には、対岸の北方領土を眺めるための望遠鏡が設置された施設がいくつかある。なかでもひときわ目を引くのは1987年竣工の巨大な白塔「オーロラタワー」(望郷の塔)だ…
ウクライナに侵攻したロシアのプーチン政権は、国際社会の批判を浴びながらもウクライナ東南部の併合を宣言したが、そうした「ロシア(ソ連)による一方的な侵略」が第二次世界大戦末期に行なわれたのが北方領土だ。ウクライナ戦争が長期化の様相を見せるな…
色丹島からウラジオへ直行するショッピングツアーと銘打って「Far Eastern Rybak」は色丹島マロクリリスコエ(斜古丹)とウラジオストク間に客船「プラヨナ」を運航する。片道便と往復便があり、ともにマロクリルスコエ出発は11月2日午後2時。国後島ユジノクリ…
世界の終わりの色丹島。遠く離れれば離れるほど、商品の価格は高くなるものだが…商店の売り場を見て回ると、印象は衝撃的なものではなかった。世界の終わりの地には、より高い値段を期待していたが、色丹島価格は特に恐ろしいレベルではなかった。ただ、牛乳…
択捉島キトヴイ村(内岡)のポグラニチナヤ通りに賃貸の集合住宅が完成し、1日に鍵の引き渡し式が行われた。サハリン州住宅ローン庁が建てた3階建てで24戸(1LDK16戸、2LDK8戸)が入る。この日は、ディーゼル発電所の電気技師や看護師、空港従業員、修理工など16…
色丹島分院の眼科の設備は驚くほど整備されているが、ただ1つ足りないことは眼科の医師がいないことだ--医療ボランティアとして色丹島で無料診察を行ったモスクワ市保健局医療予防センターのオリガ・サラノバ医師は指摘した。「設備はモスクワのクリニックの…