北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2022-10-27から1日間の記事一覧

ロシア サケマス製品輸出禁止案が修正再検討扱いとなる

ロシア漁業庁によるサケマス製品の輸出禁止案が修正再検討扱いとなっていることを産業貿易省関係者が明らかにした。提案がサケマス製品と魚卵の価格低下に帰着する可能性が低いことが指摘されている。ロシア漁業庁は、2014年のクリミア併合に端を発した…

北方領土を望む 伝えたい四島への思い 納沙布・珸瑤瑁かいわい(3)

本土最東端の納沙布岬で海に向かって立つ飲食店「岬の駅」。道外から訪れた女性客が「目の前にあるのは日本の島ですか」と尋ねると、オーナーの滝沢孝さん(69)は「あれは歯舞群島。ロシアに占領されています」と丁寧に答えた。滝沢さんはさらに海図を示…

北千島アライド火山 火山灰が柱のように噴出した

北クリル・アトラソフ島(阿頼度島)のアライド火山(2339m)が26日、高さ3,000mに達する噴煙柱を噴き上げた。緊急事態省のサハリン当局によると、灰は東に流れたが、45km離れたパラムシル島(幌筵島)のセベロクリリスクでの降灰は確認されなかった。(sakhonline …

択捉島 会社社長を刑事訴追 最低賃金以下で従業員を雇用 未払額40万ルーブル

ロシア連邦調査委員会のサハリン州当局は、択捉島の会社経営者が連邦法によって定められた最低賃金を下回る給与で従業員を働かせていたとして、この会社経営者に対して刑事訴訟を提起した。調べによると、会社社長は、正規の賃金を支払う能力があったにもか…

色丹島 ボランティア医師団 1週間で1,140人の住民を無料で診察

「ロシアのフロンティア」の取り組みで国内5都市から色丹島を訪れているボランティア医師団15人は、19日の診療開始以来1週間で1,140人の患者を無料で診察した。このうち183人の住民から何らかの疾患が見つかった。また、109人の子供たちが小児科の専門医の診…