北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2022-09-28から1日間の記事一覧

択捉島 「生きて帰って」島から招集された男たちにビデオメッセージ

択捉島の女性と子供たちが部分的動員令で択捉島から招集された男性たちを励ますビデオメッセージを制作し、地元紙「クラスヌイ・マヤーク(赤い灯台)」のテレグラム・チャンネルで公開した。女性たちは彼らの勇気をたたえながら、生きて帰ってほしいと願った…

国後島ソコボイ滝 クルーズ観光に対応し船からの上陸認める 自然保護区に2つの観光ルート認定

「世界観光の日」の9月27日に合わせて、ロシア天然資源環境省は国後島のクリル自然保護区に2つの環境学習ルートの開設を許可した。場所は国後島北部のプチチイ滝(ソコボイ滝) と太平洋側にあるチャチナ川(音根別川)。観光分野でクリル諸島の人気が高まる中、…

択捉島・別飛 新中等学校の正門に散布山とヒグマのトピアリー

今年9月に開校した択捉島レイドヴォ村(別飛)の中等学校の正門に火山を持ち上げる2頭のヒグマを模したトピアリーが設置された。鉄と緑色のポリエチレン製のヒグマは互いに向き合い、両手を掲げて択捉島のシンボルであるフメリニツキー火山(散布山)を持ち上げ…

北方四島含む千島列島 海洋養殖事業の生産量は年間5万トン、1億ドル以上の可能性

サハリン州のアレクセイ・べリク首相はクリル諸島(北方四島を含む千島列島)における海洋養殖分野のプロジェクトの可能性について「生産量は年間5万トン、1億ドル以上が見込まれる」と述べた。クリル諸島ではウニやホタテ、コンブ、ナマコの養殖プロジェクト…

サハリン州内の公務員とその家族320人が招集 部分動員令

サハリン州では部分動員令により、州内の国家機関や地方自治体の職員とその家族320人が招集され、その数は日々増加している。地方自治体で招集が多いのは、コルサコフ地区、ノグリキ地区、オハ地区、ユジノサハリンスク市で、教育や社会保障、医療、民間防衛…

招集を逃れ20万人以上のロシア人が出国 約半数はカザフスタン経由で第三国へ

部分的動員令が発表されて以降、ロシアでは20万人以上が出国した。最も多いのはカザフスタンで9月21日から26日までに約9万8,000人にのぼる。40kmの交通渋滞の中、人々は何時間も待っている。同国のトカエフ大統領はロシア人を助けることを約束とたが、「観光…