北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2022-08-22から1日間の記事一覧

「わが家にソ連人かやってきた」育英館大生制作 日ソ混住の実態映像に

稚内市の育英館大の学生が、終戦直後の南樺太(ロシア・サハリン州)で、侵攻してきたソ連人と日本人が一つ屋根の下で共同生活し、「混住」した史実を基にドキュメンタリー作品を発表した。完成間際にロシアによるウクライナ侵略が開始される中、77年前の大戦…

終戦直後の「三船遭難事件」しのぶ 留萌で平和祈念式典

戦没者を慰霊する市平和祈念式典が19日に市中央公民館で開かれ、参列した遺族らは反戦平和への誓いを新たにした。中西俊司市長ら約40人が参列した。戦没者や終戦直後に留萌沖で起きた「三船遭難事件」の犠牲者に黙とうをささげた後、参列者は献花台に花…

日本との戦争で亡くなったソ連兵の墓地拡張工事

サハリン・スミルヌイフ地区で、1945年8月の日本との戦争で戦死したソ連兵の墓地拡張工事が進められている。「1945年の南サハリン解放中に死亡したソビエト兵士の埋葬地」はポベディーノにあり、今回の改修で新たに10基の台座が設置される。事業費は3,160万…

一面ピンク色に染まった北クリルのセベロクリリスク

北クリル・パラムシル島のセベロクリリスク市が一面ピンク色に染められた。珍しい色の夕日を目の当たりにしたイリーナ・リバルチェンコさんは「そして、こんな夜もある」とキャプションを添えてSNSで写真を共有した。(astv.ru 2022/8/22)

択捉島「ロシア国旗の日」に巨大三色旗を掲出

「ロシア国旗の日」(8月22日)を前に21日、択捉島では住民が50人が観光スポットの1つ、ヤンキト溶岩高原に集まり、ロシアの大きな三色旗を掲げるイベントを行った。参加したのは軍関係者や住民ボランティアで、今年で5回目の取り組み。(city.sakh.ru 2022/8/2…

「白いヒグマ」は国後島の海を見つめて何を思う…

21日、国後島で住民か「白いヒグマ」に遭遇した。目撃者によると、珍しい色をしたヒグマは道路からじっと海を眺めていた。とてもおとなしく、人の声に特に反応することもなく、砂利道を歩いて行った。(サハリン・メディア2022/8/22)

色丹島ベジミャナヤ湾への道路 クリル自然保護区が車両通行禁止に 観光客の増加で「環境破壊」進む

クリル自然保護区は18日、色丹島でも最も人気がある観光地ベジミャナヤ湾(太平洋側のトイロ付近)へ通じる道路について車両の通行を禁止した。観光客を案内するガイドらが自動車やサンドバギーなどに乗って訪れることから、レッドデータブックに掲載された植…