北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2022-08-14から1日間の記事一覧

「択捉島水産会」、再び光を 新理事の安木函大准教授 戦禍の今「歴史伝えたい」

戦前、北方領土択捉島の漁業者でつくられた「択捉島水産会」に光を当てようと動き始めた人がいる。今年、同会の理事に就任した函館大の安木新一郎准教授(45)。水産基地として発展した函館との歴史的なつながりを市民に広め、終戦後の旧ソ連による侵攻、…

択捉島 国境警備隊員9人の慰霊碑建立 1991年のAN-26墜落事故

1991 年 8 月 15 日、択捉島で国境警備隊のAN-26が任務中に墜落し、乗っていた国境警備隊員9人全員が死亡する事故があった。当時、国境警備隊の中尉だった同島在住のパベル・クチェロフさんが発起人となり、このほど慰霊碑が建立された。島の新聞「赤い灯台…

国後島・羅臼山 ヒグマがハイマツの実を食べた

国後島のメンデレーエフ火山(羅臼山)で、ヒグマがハイマツの実を食べている珍しい映像が撮影された。島民のロマン・ロディオノフさんが火山の噴気孔フィールドで撮影した。SNSのテレグラム・チャンネル「南クリルの観光」で、貴重な映像が共有された。(astv.…

国後島の自然保護区 鳥の大量死でサンプル検査 サハリン州当局

国後島の海岸でツノメドリやウトウの死骸が多数見つかったことを受けて、サハリン州の獣医学・優良種畜産局はサンプルを採取し、検査機関で分析を行っている。専門家は高病原性鳥インフルエンザを含め、死因を特定する。鳥の死骸は国後島のクリル自然保護区…