北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2022-06-09から1日間の記事一覧

国後島から北海道へ泳いで渡ったロシア人 名前を変えて日本で暮らすことになった 露紙が取材

2021年8月、北方領土の国後島から海を泳いで北海道へ渡ったロシア人がいる。男性の名前はワースフェニックス・ノカルド。北海道標津町で警察に保護され、入管施設に収容された後に難民認定を申請し、同10月に仮放免されている。渡航の理由は「強権体制のロシ…

国後島、択捉島で戦車の操縦技術訓練始まる

ロシア軍東部軍管区はクリル諸島(※軍が駐屯する択捉島、国後島か)で、T-72B3戦車の操縦スキルを向上させる訓練を開始した。クリル諸島に配備されているT-72B3の操縦士らが、峡谷や傾斜角が異なる起伏が多い地形を利用し、自然及び人工的な障害を克服する運転…

サケマス漁解禁 択捉島7月11日から 国後島8月1日から 漁獲量4.6万トン見込む

サハリン州の遡河性魚種生産管理委員会は2022年漁期の太平洋サケマス漁の各漁業区の操業期間を決定した。最も早く解禁となるのは、6月18日からの北クリル漁業区のパラムシル島で、漁期は8月31日まで。グラニスやクリルスキーなど5社が網を入れる。南クリル漁…

「クリル諸島がない!!」カムチャッカに設置された地球儀のモニュメント サハリン住民反発

「お隣さん、あんたは一体何なんだ」--カムチャツカ半島のニコラエフカ村に設置された地球儀のモニュメントに、サハリン住民がSNSテレグラム・チャンネルに怒りの投稿をした。地球儀には、かろうじてサハリン島は描かれていたが、クリル諸島(千島列島)は影も…

安全操業協定は「不均衡、不平等」 ロシア地理学会サハリン支部長、履行停止を支持

ロシア外務省がクリル諸島南部(北方四島)海域での日本漁船の操業を認めた日ロ間の漁業協定(※いわゆる安全操業協定)の履行を停止したことを受けて、ロシア地理学会サハリン支部のセルゲイ・ポノマリョフ支部長は「クリル諸島南部の漁業者を含め極東の関係者、…