北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2022-06-08から1日間の記事一覧

レンドリース

毎日新聞「余録」2022/6/8

国後島 住民有志、サケが遡上する河口で清掃活動

国後島ユジノクリリスク(古釜布)の住民が、サケが産卵のため遡上する川の河口付近でゴミ拾いを行った。河口の状態がどうなっていたかは、写真を見れば一目瞭然だろう。生憎の寒い日だったが、多くの作業が行われた。すっかりきれいになった川を見て、住民た…

樺太時代の上敷香と知床を探索 サハリン市民が寺院跡や奉安殿、忠魂碑などを確認

古い日本の地図を頼りに、サハリンの市民グループが約100年前に、日本人が暮らした大きな町があった場所を訪ねた。当時の町の面影はなく、通りは沼地に変わっていた。神社へ続く道は草で覆われ、日本の漢字が刻まれた記念碑がひっそり建っていた。アンドレイ…

カムチャツカ地方 西部・中央部への太平洋サケマス輸送 北極海航路定期便化を目指す

国営原子力企業”ロスアトム“(Росатом)の子会社、”アトムフロート“(Атомфлот)は、北極海航路の定期便化に取り組んでいる。“アトムフロート”は今年2022年夏秋、原子力コンテナ商船*“セヴモルプチ”(Севморпуть)により、ペトロパブロフスクカムチャツ…

「とっさにKAZU1乗客だと思った‥」国後島で遺体発見のロシア人男性が状況語る

知床沖で観光船が沈没した事故で、北方領土の国後島の海岸で2人の遺体を発見したドミトリー・ソーコフさんが取材に応じ当時の状況を語りました。「海岸で女性らしき遺体を見たときすぐに観光船KAZU1の事故の乗客だと思いました」。国後島の自然公園で働いて…

日ロ悪化、障害ではない=国後島2遺体引き渡し―松野官房長官

松野博一官房長官は6日の記者会見で、北方領土・国後島海岸で見つかった北海道・知床半島沖での観光船沈没事故の犠牲者とみられる2遺体について、「事故の行方不明者であることが判明次第、早期のご遺体引き渡しを受けるべく外交ルートで調整を進めている…

四島の思い出を若者に語り10年 FMねむろ、元島民延べ85人出演 根室市内中高生が聞き

北方領土の元島民が島での暮らしや思いを語るFMねむろのラジオ番組が、放送開始から10年目を迎える。元島民の体験を根室市民に伝えようと千島歯舞諸島居住者連盟(千島連盟)根室支部が制作し、これまでに延べ85人の元島民が登場。聞き手は市内の中高…

北方四島周辺での「安全操業」協定の履行を停止 ロシア外務省

ロシアの外務省は、7日、日本の漁船に、北方四島周辺でのいわゆる「安全操業」を認める協定の履行を停止すると発表しました。日ロ関係の一段の悪化につながりそうです。北方四島の周辺海域で行われる「安全操業」は、ロシア当局による拿捕(だほ)などを避け…

日本の海上自衛隊機がロシアの情報収集艦を追跡 北海道の北側

7日、日本の海上自衛隊の航空機が北海道の北側を通過したロシアのバルザム級情報収集艦を追跡した、とインテルファクス通信が伝えた。ロシア艦はオホーツク海からラぺルーズ海峡(宗谷海峡)を通って日本海に進んでいた。(astv.ru 2022/6/8)

パラムシル島の海岸で見事な「白いヒグマ」を撮影

北クリル・パラムシル島のセベロクリリスクの海岸で、見事な「白いヒグマ」が撮影された。同島在住の写真家セルゲイ・ラコモフさんが70mの距離から、海岸でエサを探して石を取り除いたり、砂をほじくる様子をとらえた。ヒグマは茶色の足を除いて全身が白だっ…

北方四島周辺海域 ロシア、日本漁船の操業を停止へ

ロシア外務省はクリル諸島近海(北方四島周辺海域)での日本漁船の操業を認める政府間協定の履行を一時停止した。この協定は漁業分野における海洋生物資源のための2国間の協力問題を定めたもので(北方四島周辺水域における日本漁船の操業に関する協定)、1998年…

クリル諸島南部(北方四島)で元居住者による洋上慰霊を10回予定 日本政府発表

日本政府は、クリル諸島南部(北方四島)に埋葬されている祖先の霊を慰めるため、今年10回程度の洋上慰霊式を行う。7日に黄川田仁志内閣府副大臣が明らかにした。それによると、7月末から交流船『えとぴりか』で約10回の慰霊式を予定している。昨年、新型コロ…