北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2022-06-06から1日間の記事一覧

樺太の記憶、映像で語り継ぐ 

【稚内】育英館大(旧稚内北星学園大)は樺太(ロシア極東サハリン)の歴史を後世に伝える「樺太プロジェクト」を進めている。旧ソ連の侵攻に苦しめられた引き揚げ者らにインタビューし、映像で記録を残す取り組みだ。プロジェクトを担当する同大非常勤講師…

国後島・古釜布 放し飼いの牛 今度は墓地を荒らす

市街地での牛の放し飼いが問題となっている国後島ユジノクリリスク(古釜布)で、今度は牛の集団が神聖な墓地に入り込み、蹄の跡と糞を残すなど墓地を荒らしていった。住民は一向に解決しない「牛の放し飼い問題」に怒り心頭、行政に対応を求めた。墓地は市中…

サハリン 赤軍兵士の遺品を発掘 1945年8月の日本軍との戦闘で戦死

ロシア捜索運のサハリン支部によると、第二次大戦で戦死したソ連兵の遺骨収集事業「極東戦線-2022」の最終日に、カルーガ州から参加したボランティアがスミルヌイフ地区の山中で赤軍兵士の遺品とみられる軍靴や星の付いたボタン、ソ連製軽機関銃デグチャレフ…

シグナリヌイ島(貝殻島)周辺でのコンブ漁 日本は67万4,000ドルを支払う

日本とロシアは南クリル諸島海域でのコンブ漁の操業条件を決める交渉で合意した。コンブを採取するために日本側は約8,800万円(67万4,000ドル)の補償金を支払うことになった。コンブ漁は日本の海岸から3.7kmにあるシグナリヌイ島(貝殻島)周辺で行われる。今年…