北方領土の話題と最新事情

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2022-05-31から1日間の記事一覧

樺太時代に建てられた中知床岬灯台(アニワ灯台) ロシアの「灯台ベスト8」に選定

ロシアの大手旅行会社Tutu.ruが選定した「一度は行ってみたいロシアの灯台ベスト8」に、サハリン南部のアニワ灯台(旧中知床岬灯台)が選ばれた。アニワ灯台は日本が統治していた樺太時代の1939年、中知床岬の突端から20mにある小さな岩礁の上に建てられた。コ…

択捉島・天寧近郊の村 旧日本軍の砲弾9発見つかる ロシア軍が爆破処理

択捉島のゴルノエ村(※天寧の近く)のゴミ埋め立て地で、第二次大戦で旧日本軍が使用した砲弾9発と手榴弾1個が見つかった。連絡を受けた警官が現場を封鎖するとともに、近くの軍司令部があるゴリャチエ・クリュチ(瀬石温泉)から処理班が呼ばれた。砲弾は草地に…

択捉島とパラムシル島に内務省の局舎建設 総業費8億2,000万ルーブル

ロシア内務省は択捉島と北クリルのセベロクリリスク(パラムシル島)に新しい局舎を建設する。クリル諸島社会経済発展プログラムに基づいて整備されるもので、総事業費は8億ルーブル。このうち択捉島ではクリリスク(紗那)市内ギドロストロフスカヤ通りの1万500…

国後島・古釜布 「リボコンビナート」のプロジェクト 新規雇用49人、地域経済に貢献

国後島ユジノクリリスク(古釜布)の南クリル・リボコンビナートは、サハリン州の投資プロジェクトの指定を受けて、最新のトロール漁船を購入して漁獲量を増やすとともに、原料を加工処理する工場に複合機器を導入するなどして処理能力を拡大し、新たに49人の…

ウクライナで戦死したサハリン出身の兵士18人に

サハリン州政府はウクライナでの特別軍事作戦で、ユジノサハリンスク出身の軍曹2人が戦死したと発表した。特別軍事作戦が開始されて以降、ウクライナで戦死したサハリン出身兵士の人数は18人となった。(サハリン・インフォ2022/5/30) 資料写真AFP

ロシア産カニ 米国が6月下旬から輸入禁止 業界「カニ漁全体の一時停止の可能性も」

ロシアに対する経済制裁の一環として米国は6月23日からカニの輸入を禁止する。米国とEUはカニの全輸出量の48%を占めている。米国に輸出されてきたのは冷凍ガニであり、生きたカニを求めるアジアにすべてを振り向けるのは技術的に難しい。加えて、ロシア国内…