北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2022-04-24から1日間の記事一覧

択捉島・天寧 日本軍の秘密研究所があった?「悪魔の岩」の地下壕跡

択捉島ブレベスニク村(天寧)近くにある旧日本軍が要塞として利用した洞窟の写真がインスタグラムに投稿された。地下通路は第二次大戦で使用されて以降も保存されており、日本軍の秘密の研究施設があったのではないかと考えている人もいる。観光客に人気があ…

ペスコフ大統領報道官「4つの島」とはどの島を指しているの?

歴史のレッスンを1つ。ロシアのペスコフ大統領報道官は「4つの島はすべてロシア連邦の不可侵の領土である」と強調した。報道官は、どの4つの島のことを言っているのか? クリル諸島の小学生であれば誰でも、南クリル諸島には国後島、択捉島、色丹島の3つの大…

「シコタン」を「シカタン」と誤表記 モスクワを走るミニバスの車内広告

モスクワ市内を走るミニバスの車内広告に書かれていた「シコタン島」の綴りが間違っている--。SNSのテレグラム・チャンネル「Shikotan News」に、ユーザーの1人が画像を投稿した。「シコタン」の代わりに「シカタン」と表記され、ユーザーの間で当惑を引き起…

漁業基地・根室は安堵 サケ・マス流し漁 日ロ交渉妥結

日本200カイリ水域内のサケ・マス流し漁を巡る日ロ交渉がようやく妥結し、漁業基地・根室に明るい表情が戻った。5月初旬の盛漁期に間に合いそうで、流し網でトキシラズ(シロザケ)をとる「伝統」の中断も免れた。近年は漁模様が悪く、解禁日から20日…

日ロ、サケ・マス交渉妥結 協力費下限、6000万円下げ

水産庁は23日未明、ロシアの川で生まれたサケ・マスに関するロシア政府との漁業交渉が妥結したと発表した。根室などの漁船が出漁する日本200カイリ水域内のサケ・マス流し網漁が対象で、漁獲量の上限は前年と同じ2050トン。漁獲実績に応じてロシア…

ビザなし交流30年 民間のパイプ、再開願う <原点の地 根室は今>ウクライナ侵攻の衝撃(中)

■対話に価値 北方四島の元島民とロシア人島民の「ビザなし交流」が開始30年の節目を迎えた22日、根室市図書館の松崎誉館長(53)は当時の新聞を見つめ、悔しそうに話した。「あの時は、あと数年で島が返り、ロシアとの友好関係が進んでいくと思ってい…