北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2022-03-31から1日間の記事一覧

「地鳴りのような音が…」国後島でロシア射撃訓練か 照明弾のような光も

北方領土で謎の光…。3月30日夜、北海道根室市内に地鳴りのような音が響き、北方領土の国後島方面に複数の閃光が確認され、住民から警察などに通報が相次ぎました。30日午後6時30分ごろ、根室市内で「地鳴りのような音がして海で光が見える」と住民から警察や…

遠のく北方領土「生きてるうちには駄目だ」元島民の農家らに絶望感

ロシアのウクライナ侵攻が激化する中、日ロの北方領土返還交渉の一層の膠着(こうちゃく)化が避けられない状況となった。それに不安を募らせるのは、島に住んでいた島民1世の元酪農家や返還運動に尽力する農家だ。元島民らでつくる千島歯舞諸島居住者連盟(…

「冬は色丹島にとどまることに決めたらしい…」幻想的な風景が広がる

ファンタジーの本から抜き取ったような写真が「シコタン・ニュース・テレグラム・チャンネル」に掲載された。「今年のシコタンにとって、春は明らかに遅れています」と、クラボバヤ湾(穴澗湾)に住むオリガ・クリコワさんはSNSのテレグラムチャンネルに書いて…

サハリン--国後島、択捉島便 今夏も毎日1便運航を継続

オーロラ航空はユジノサハリンスクと国後島ユジノクリリスク(古釜布)、同--択捉島クリリスク(紗那)を結ぶ定期便を今夏も毎日1便運航すると発表した。同社のウエブサイトなどで航空券の販売を開始した。両便は3月27日から10月29日まで、毎日運航される。6月--…

日本製餃子をサハリン産餃子に置き換える 冷凍食品メーカー

サハリンではロシア市場から撤退する外国企業の商品に取って代わるための取り組みが進んでいる。サハリンで50種類以上の冷凍食品を製造しているカナンは日本製の餃子をサハリン餃子に置き換えることを計画している。生産責任者のマリーナ・オブチンニコワさ…

漁業は制裁による変化に対応する準備が出来ている--サハリンの漁業水産企業

サハリン州の漁業水産企業協会のマキシム・コズロフ会長は「我々は新型コロナの試練に耐える漁業の能力をすでに示しており、今回の人為的に課せられた新しい障害(制裁)にあっても、州の漁業活動の安定性を損なうことはない」と述べた。現在、州内には788の漁…