北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2022-03-30から1日間の記事一覧

善隣関係「日本が壊した」北方領土ロシア人、悲観も

ロシアによるウクライナ侵攻を巡り、北方領土問題を含む日ロ間の平和条約締結交渉が中断になったことを受け、4島に住むロシア人は30日までに、対ロ制裁に加わった日本がこれまで築いてきた善隣関係を「自分たちの手で壊した」と主張した。一方で、日ロの…

春の徴兵13.4万人 ウクライナには派遣しないと国防相が明言

ロシアのショイグ国防相は、今年春の徴兵期間中に徴兵される13万4,000人の若者について、「戦闘が行われるホット・スポットに派遣されることはない」と強調した。(astv.ru 2022/3/30)

択捉島にクマの博物館を誘致 ロコトフ市長が表明

択捉島を管轄するクリル地区のロコトフ市長は、クマの博物館を択捉島に誘致したい考えで、すでにサハリン州文化アーカイブ省と協議を始めている。「ユジノサハリンスクにあるクマの博物館は子供たちや観光客に人気がある。択捉島で私たちはクマと一緒に住ん…

「クナシリの賢者」--樹齢1000年のイチイの老木 ロシアの「野生のモニュメント」に登録

高さ約15m、直径は1m以上、樹齢1000年を超えるとみられる国後島のイチイの木が全ロシアで展開されている「木は野生のモニュメント」プログラムに登録される見通しとなった。プログラムは、ロシアにとって文化的、歴史的に重要で、自然界で価値ある原生林を捜…

戦争のデ・スカレーション(段階的縮小)に向けた2のステップ ロシアはウクライナから和平提案文書受け取った

3月29日、ロシアとウクライナの代表団がトルコのイスタンブールで交渉の席に戻った。会議は2日間続くと想定されていたが、初日に大きな進展があったと発表され、双方の代表団は会議場を去った。会議の主要な成果は2つある。ロシア国防省のフォミン次官は「ウ…

サハリンの人口 自然増は北方四島だけ(南クリル地区、クリル地区)

サハリン州の1月の人口統計によると、出生数が死亡数を上回ったのはクリル地区(択捉島など管轄)と南クリル地区(国後島、色丹島、歯舞群島を管轄)の2地区だけだった。州全体では出生数は409人に対して死亡数758人、自然減349人となった。(tia-ostrova 2022/3/…