北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2022-03-27から1日間の記事一覧

日本はクリル諸島(北方領土)をめぐるロシアとの紛争の危険性を警告している

日本の参議院議員である鈴木宗男氏は、週刊現代(3月24日)とのインタビューで、ロシアに対する日本政府の政策は、米国の影響力の高まりにより、モスクワとの「衝突」につながる可能性があると述べた。 鈴木氏は「ロシアとの平和条約や北方領土問題に関する交…

択捉島・紗那の44歳の男 インターネットで合成麻薬1グラムを購入

択捉島を管轄するロシア内務省クリル地区捜査当局は、クリリスク(紗那)在住の44歳の男を麻薬の違法な取得、保管、販売容疑で拘束し、刑事訴訟手続きを開始した。2月、被告は友人と共謀し、インターネットを通じてN-メチルエフェドロンを含む違法な合成麻薬1g…

択捉島の旅行会社 サハリン住民に3日間の週末択捉島ツアーを提供 1人9,200ルーブル

サハリン住民は週末を利用して、気軽に択捉島を旅行することができるようになった。択捉島の旅行会社ギドロストロイ・ツアーは週末の3日間のツアーを9,200ルーブル(大人1名)で提供している。子供(7〜12歳)は8,200ルーブル、3〜7歳は7,400ルーブル。最近ま…

サハリン住民6人「フェイク法」違反で摘発 4人に有罪、罰金3万ルーブルの判決

ロシア軍の信用を傷つけることを目的とした行動を取り締まる「フェイク法」によって、サハリン州では、6人の市民が摘発され、このうち4人が有罪となり、罰金3万ルーブルを科せられた。23日、ウグレゴスク地区の裁判所は、同市在住の女性が3月5日に、ウクライ…

サハリンの2月のインフレ率6.82% 食料価格は9.87%上昇 制裁の影響で今後さらに急騰

2022年2月のサハリン州のインフレ率は1月と比較して0.48%増加し、6.82%に達したが、極東連邦管区(8.02%)とロシア(9.15%)の平均値を下回っている。中央銀行などによると、ルーブルの弱体化や生産コストの増加などが要因という。2月のインフレ率には、…

国後島でヒグマが冬眠から目覚めた

国後島で冬眠していたヒグマが目覚めた。同島でエコツーリズムを推進する「南クリルの観光とエクスカーション」はSNSで、冬眠から目を覚ましたヒグマの映像を公開した。林業・狩猟当局にも、地元住民からヒクマの目撃情報が寄せられている。当局によると、「…

国後島の南部で射撃訓練実施 ロシア軍が4月1日から

国後島ラグンノエ(二キシロ)に駐屯するロシア軍が4月1日、4日~8日、18日~22日、25日~29日まで、同島南部のゴロブニノ村(泊)のベロゼルスカヤ川(シロマンベツ川)近くで小型武器、戦車、大砲の射撃訓練を行う。また、デュボボエ村にある演習場「ラグノエ」…

北方四島の免税制度 中国やインドを含め140プロジェクトを検討 ロシア極東・北極圏開発大臣

クリル諸島(北方四島を含む千島列島)に導入された免税制度に関して、ロシア極東・北極圏開発省のアレクセイ・チェクンコフ大臣は、中国やインドからの投資を含めて約140の投資プロジェクトが検討されていると明らかにした。「観光、再生可能エネルギー、水産…