北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2022-03-16から1日間の記事一覧

甲状腺の薬が突然、薬局に現れた サフコム通信の報道の後で

甲状腺を切除した女性が薬局に薬がないと訴えた問題でサフコム通信が報道した後、15日午後になって突然、薬局の責任者からユリアさんに電話があり、「明日、薬がホルムスクの薬局に届く」と連絡があった。サハリン州保健省によると、16日にL-チロキシンとい…

サハリン当局は嘘をついている 住民「薬局に甲状腺の薬はない」

サハリンの住民は、サハリン州政府が露骨な嘘をついている状況を再び目の当たりにしている。甲状腺を切除した女性が薬局に薬がないと訴えた問題で、州政府保健省は15日、薬局でL-チロキシンが購入可能だと発表した。しかし、サフコム通信の「フォーラム」な…

甲状腺切除のサハリン女性「薬局に薬がない」と窮状訴え

サハリン・ホルムスク市在住のユリア・マティヤシュさんはがサフコム通信に支援を求めてきた。彼女は甲状腺を切除した2017年以来、代替ホルモンのレボチロキシンやL-チロキシンを毎日服用している。この薬はドイツ製だが、彼女は薬局でどちらの薬も見つける…

択捉島・紗那 ロコトフ市長が行政報告会 ウクライナで戦死したロシア兵に黙祷も

択捉島を管轄するクリル地区行政府はクリリスク(紗那)の文化スポーツ会館で、2021年の行政の取り組みを市民に説明する報告会を開催した。ワジム・ロコトフ市長をはじめオレグ・シェフツォフとウラジミール・デグチャレフの2人の副市長が説明に立った。開会に…

択捉島の「赤い灯台」紙 インスタからテレグラムに乗り換え

ロシア政府によるインスタグラムの遮断を受けて、択捉島を管轄するクリル地区の社会政治新聞「クラスヌイ・マヤーク(赤い灯台)」は、ロシアのSNS「テレグラム・チャンネル」に乗り換えアカウントを開設した。 インスタグラム(左)からテレグラムに乗り換えた…

ロシア・中国国境アムール川 国際ケーブルカー建設 ターミナル完成予想図公開

アムール川を挟んで向かい合うロシアのブラゴヴェシチェンスク市と中国の黒河市を結ぶ国際ケーブルカーは公式テレグラムチャンネルで、中国側のターミナルとキャビンの完成予想図などを公表した。2019年7月に着工しており、運用開始は2023年3月の予定。完成…

サハリン 砂糖品薄「1人10kgまで」と張り紙 検察当局が捜査開始

「砂糖は1人10kg以上買うことはできない」--サハリンの島民はユジノサハリンスク市内のスーパーマーケットの発表に憤慨した。州政府産業貿易省は「この措置は、砂糖に対する需要が高いという事実のために、事業体によって決定されたもの」と説明したが、ロシ…

インタグラム遮断でロシアのSNSに乗り換え殺到 データ転送時間3倍に

インスタグラムが遮断されたことにより、ロシア最大のSNS「VKontakte(フコンタクテ)」への乗り換え需要が殺到し、インスタグラムからデータを転送するのに3倍の時間がかかっている。フコンタクテは「我々が考えていたよりはるかにリクエストが多く、その数は…

サハリン新空港ターミナル建設工事 欧米の制裁で設備輸入出来ず、中国頼み

欧米諸国からの経済制裁の影響はユジノサハリンスクで建設中の空港ターミナルビル工事にも現れている。当初、計画されていた欧米の設備機器が輸入できず、置き換え可能な中国製品を探している。サハリン州政府によると、海外からのほとんどすべての輸送が不…

ウクライナ脱出し祖国へ 樺太残留日本人、戦争に2回変えられた人生

第二次大戦末、旧ソ連に占領されたロシア・サハリン州(樺太)南部で育ち、現在はウクライナに住む日本人男性が、ロシア軍の侵攻を受け、家族とともに隣国ポーランドに避難した。男性らは18日、祖国である日本に向かう。2回の戦争で人生を変えられた男性は今…