北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2022-02-03から1日間の記事一覧

サハリン西海岸 1918年に日本が建てた気主岬灯台、いまなお現役

サハリン在住のブロガー、デニス・シャトキンさんが、日本統治時代の1918年に建造され、いまなお現役のロバティナ灯台(気主岬灯台)の写真と物語をSNSにアップした。「ロパティナ灯台は日本時代には気主(けぬし)と呼ばれていた。もう100年以上も機能し続けて…

新型コロナ サハリンの感染者数累計で4万6,779人 子供の感染急増

ロシア連邦消費者権利及び福祉監督庁のサハリン当局によると、州内でのこれまでの新型コロナ感染者数は累計4万6,779人で、全国平均より18.9%高くなっている。1月24日--1月30までの期間に1,402例の感染例が報告され、前週から31.6%増加、昨年同期と比べて2倍…

「北方領土返還」シナリオ、なぜ東京の桜とともに散ったのか

【特集】海部政権秘録『北方領土返還の重い扉が開いた日』#3終 SAKISIRU 2022/1/31 1991年4月のミハイル・ゴルバチョフソ連大統領の初訪日前に行なわれた海部俊樹首相(当日)と橋本龍太郎大蔵相の極秘の会談を受け、日本政府の巨額支援というお土産を持って…

ロシア漂流、光太夫の日本地図 根室の資料館で複製展示始まる

【根室】1792年、ロシア初の遣日使節、アダム・ラクスマンに伴われ、根室に帰国した漂流民、大黒屋光太夫が製作した日本地図の複製の展示が、根室市歴史と自然の資料館で始まった。複製はラクスマン来航230年を記念し、市民有志が市に贈った。(北海道…

コルサコフの旧北海道拓殖銀行大泊支店 修復費用は4億ルーブル

サハリンのコルサコフ(大泊)に残る日本建築である北海道拓殖銀行大泊支店の修復問題で、サハリン州郷土博物館のユーリ・アリン館長と州議会議員が現状を視察した。建物は1928年の建築とされる。2011年に博物館として活用する計画が発表され、2015年に修復工…

北方四島開発を進めるクリル諸島社会経済発展プログラム推進総局の局長を更迭

国家機関「クリル諸島社会経済発展プログラム推進総局」を率いてきたアレクセイ・ポリャショフ局長が解任された。関係者によると、サハリン州政府の会議で、アレクセイ・コレヴァチフ建設大臣が「ポリャショフはクリル発展プログラムを遂行できなかったため…