北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2022-01-28から1日間の記事一覧

オンラインビンゴ大会で北方領土問題啓発 元島民の後継者組織が企画

北方領土問題をオンラインによる「ビンゴ大会」を通じて啓発する催しが、2月19日に開かれる。北方四島元島民の2世など後継者でつくる「千島連盟根室管内後継者連絡協議会」(後継連)が、コロナ禍で実施が思うにまかせずにいる啓発事業の打開をめざして企画…

「北方4島の墓地修復を」鈴木知事が駐日ロシア大使に要請

28日、ロシアのガルージン駐日大使が鈴木知事を表敬しました。鈴木知事は、新型コロナなどで元島民が訪問できていない北方4島の、墓地の修復などを求めました。29日に札幌で日露両政府主催の「日露地域交流年」の開会式が開かれるのを前に、ガルージン駐日ロ…

択捉島 テロを想定して児童・生徒、教師が避難訓練 全学校、警察、消防が参加

「学校でテロが発生」--択捉島のすべての学校と教育機関が参加して、緊急時に児童生徒と教師を避難させるための訓練が27日に行われた。クリル地区行政府「教育機関でテロ行為が行われたという想定で、緊急の脅威に対する実践的な対応スキルを開発するための…

北方四島沿岸のバフンウニ 2022年のTAC(漁獲可能量)は6,060トン、前年並み

ロシア農業省は昨年2021年10月19日付No.711で、今年2022年の極東地方沿岸のバフンウニのTACを承認しており、ほぼ前年同の約8,000トンの設定となった。主漁場となる南クリール沿岸(※国後島、色丹島、歯舞群島)についても前年同の約6,060トンとなっている。昨…

「クリル諸島の映画をつくろう」トルトネフ副首相

サハリンを訪問中のトルトネフ副首相は、クリル諸島の存在を国内外に知ってもらうために、映画を制作すべきだと語った。記者会見で、あるジャーナリストが尋ねた。「クリル諸島はほとんどのロシア国民にとって、幽霊のようなものである。誰もが名前は聞いた…

北方四島「免税制度」 投資家を惹きつける土地利用計画、電力供給、住環境整備がカギ

北方四島を含むクリル諸島(千島列島)に導入される「前例のない」免税制度への対応について、極東連邦管区大統領全権代表のトルトネフ副首相とサハリン州のリマレンコ知事が協議した。会合の後の記者会見で、知事は「法案が成立したらすぐに必要になるのは投…