北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2021-12-28から1日間の記事一覧

国後島在住の女が他人の子供の出生証明書データを入手 子供のための一時金を詐取

ユジノサハリンスク在住のオリガは未成年の息子に対する一時金を受け取るため年金基金に申請したが、すでに一時金を受け取っているとして拒否された。3回目の申請の時に、国後島在住のアレクサンドラという見ず知らずの女に支払われていたことが分かった。も…

ミカンは10分で売り切れた 択捉島・瀬石温泉にオープンしたスーパー

子供はお菓子売り場にまっしぐら。お母さんは野菜、果物、肉コーナーに飛んで行った。択捉島ゴリャチエ・クリュチ(瀬石温泉)にオープンしたスーパーは、開店から大勢の住民が訪れ、ミカンやトマトが10分ほどで売り切れとなった。開設したのは択捉島の水産企…

安全操業 漁獲高61%減 中間ライン手前は好調 羅臼漁協

羅臼漁協所属の漁船が北方領土・国後島周辺海域で行った安全操業のホッケ刺し網漁の漁獲高はスケソウダラやマダラなどの混獲枠を含め、前年比61.2%減の7276万円だった。同漁協によると、日ロ中間ライン手前の漁獲が好調だったため、序盤1カ月で操業を切り上…

北方領土 学び深める 県内小中生17人 北海道へ

北方領土問題を学ぶ現地視察研修に参加する県内の小中学生17人は25日、宮崎ブーゲンビリア空港から北海道へ出発した。根室市を中心に3泊4日の日程で、北方四島の歴史を伝える資料館の見学や、北方領土が見える納沙布岬を訪問。色丹島の元島民の講和を…

サハリン-北方四島航路 3隻体制から2隻に減る可能性

サハリンと北方四島間で運航されてきたフェリー「イーゴリ・ファルフトジノフ」が来年、この航路で運航できない可能性が出て来た。船の建造年や建造国、さらには障がいのある乗客に対応しているか否かなど、運輸事業者への国の補助金システムが変わったこと…

択捉島に太陽光発電所 年明けにも稼働開始か

ロシアが実効支配する北方領土の択捉島・別飛(ロシア名レイドボ)で、同島初の太陽光発電所(出力250キロワット)が来年1月にも稼働を始める見通しだ。地元紙「赤い灯台」が27日伝えた。年内に完成予定だったが、悪天候で工事が遅れている。 北方四島…