北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2021-11-23から1日間の記事一覧

日ロ交流発祥の地

釧路新聞・諸感雑感(2021/11/23) 通商を促す国書を携えアダム・ラクスマンが根室に入港したのは1792年である。ロシア最初の遣日使節だった。冬をまたぎ滞在すること8カ月。日本側はロシア語辞典を編み、ロシア地図を写して地名を聞き取り、ロシア側は日本地…

択捉島 通称「ピラミッド」と呼ばれる難工事、紗那—天寧道路建設に挑む掘削機オペレーター 相棒は日本の「コマツ」製

択捉島レイドヴォ(別飛)に住む35歳のヤロスラフ・モスクヴィティンさんは掘削機を操作して15年になるプロフェッショナルだ。これまでにオーリャ湾にある孵化場の養魚池やレイドヴォへの道路、空港や温泉施設の工事に携わってきたが、これが完全なリストとい…

択捉島 暴風雨で荒れ狂う海とヤンキト溶岩高原

19日から20日の夜にかけて、択後島は猛烈な暴風雨に襲われた。幸い怪我をした人や建物の被害はなかったが、住民の1人が溶岩高原で知られるヤンキトで荒れ狂う海を撮影しインスタグラムにアップした。クリル地区のロコトフ市長は「平均的な暴風雨が吹き荒れた…

「根室新聞」発行を計画 地元の風力発電関連会社

全国で風力発電事業を展開する「クリーンエナジーファクトリー」(CEF、根室)の関連企業が20日、3月に休刊した「根室新聞」の題字を継承し、来年3月末から日刊紙を発行する計画を発表した。(北海道新聞2021/11/21) 通常の新聞サイズのブランケット判…

ワクチン証明書偽造容疑、サハリンの公立病院長を拘束

ロシア・サハリン州の警察当局は、新型コロナウイルスのワクチン接種証明書を偽造し、販売した疑いで、州都ユジノサハリンスク郊外シネゴルスク村の公立病院長を拘束した。50人以上がワクチンを接種せずに、証明書を入手したとみて捜査を始めた。タス通信…

地対空ミサイル 北方領土で訓練 ロシア軍発表

ロシア軍の極東地域を管轄する東部軍管区は22日、クリール諸島(北方領土と千島列島)で地対空ミサイル「S300V4」の訓練を実施したと発表した。場所は明示していないが、昨年12月にS300V4を配備した北方領土の国後島と択捉島とみられる。(北…

「日ロ地域交流年」2022年末まで1年延期 札幌の開会式も準備

日ロ両政府は22日、オンライン形式で「貿易経済に関する日ロ政府間委員会」の分科会を開き、2020~21年に開催中の「日ロ地域交流年」を22年末まで1年間延長することを決めた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、一部の交流事業が実施できてい…