北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2021-10-28から1日間の記事一覧

国後島・古釜布 街を自由に闊歩する野良牛問題 法律に罰則規定なし「行政は無力」と副市長

国後島ユジノクリリスク(古釜布)の公園は野良牛の糞尿でいっぱいだ。業を煮やした地元住民はサハリン州知事に苦情を申し立てる準備をしている。地区行政は長年、この問題に取り組んできたが、行政の限界と不完全な法律によって解決できないという。南クリル…

北方四島含むサハリン州 ワクチン接種を強制化 集団免疫80%目指す

北方四島を含むサハリン州は新型コロナの感染拡大が続いていることから、特定の業種の人々に対するワクチン接種を義務化した。択捉島を管轄するクリル地区行政府のSNSには、予防接種が確実に実施される必要があるとして、多数の人々と接触する飲食店、商店、…

北方四島も天然ガスに転換 サハリン知事のカーボンニュートラル政策 年間7億ルーブル節約

サハリン州では今後数年間で、北方四島を含むクリル諸島の電力システムは大規模な近代化に直面する。石炭やディーゼル燃料の代わりに、液化天然ガスと再生可能エネルギーが使用されることになる。択捉島では、リマレンコ知事の主導で2023年に、液化天然ガス…

択捉島・別飛 地方検察官のツルの一声で予算復活 子供のスポーツクラス再開

択捉島のレイドヴォ(別飛)で、地域の子供たちのスポーツクラスが資金難から閉鎖された問題で、サハリン・インフォが出来事の詳細を報道した直後に事態が急転し、地方検察官が問題の解決に乗り出し予算が確保されてクラスは再開された。レイドヴォの就学前の…

択捉島ヤースヌイ空港 非常用電源としてコンテナ収納型発電機設置

択捉島の空の玄関口ヤースヌイ空港に、照明器具等の非常用電源としてコンテナ収納型ディーゼル発電設備が設置される。容量は120kw。設置作業と試運転の入札情報によると価格は2,660万ルーブル。(サハリン・インフォ2021/10/28)

色丹島ベジミャナヤ湾 人生で最も美しい日の出 モスクワのブロガー感動

「それは私の人生で見た中で最も美しく、明るくカラフルな日の出だった」--モスクワのフォトブロガー、ミーチャ・ラズムが色丹島のベジミャナヤ湾(太平洋側のトイロ付近)で撮影した日の出の写真を自身のインスタグラムにアップした。2年前、初めて色丹島を訪…