北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2021-10-27から1日間の記事一覧

北方四島の免税&自由関税制度 デンマーク企業 風力発電とグリーン水素の可能性に関心

連邦政府は、クリル諸島(千島列島)に免税制度と自由関税制度を導入することで、内外の投資家にとって魅力的な地域にする計画だ。これを受けてサハリン州政府は、いくつかの重要な方向で新しい経済圏を開発することを狙っている。たとえば、デンマークの企業…

北方四島周辺海域の漁獲量 イワシ16.1万トン、サバ5.3万トン漁獲、サンマ474トン 10月26日現在

連邦漁業庁によると、10月26日現在、ロシア極東海域におけるイワシ、サバ、サンマの総漁獲量は21万4,000トンとなった。漁獲量の大部分16万1,000トンはイワシが占めている。サバは5万3,000トンで昨年の2倍を記録。サンマは53%増の474トンとなっている。イワシ…

国後島・色丹島 地方検察官が行政府に対して空き家対策を求める

国後島、色丹島、歯舞群島を管轄する南クリル地区の地方検察官は、未成年者の権利の保護に関する法律の分野で監査を実施した。その結果、南クリル地区で20棟以上の放棄されたアパートなどの建物や建設現場が特定された。これらの建物は所有者による管理がな…

択捉島・紗那 子供芸術学校の向いに「芸術の広場」を整備 ミュージシャン型ランタン5基を設置

択捉島クリリスク(紗那)の子供芸術学校の前庭で、「芸術の広場」の整備が進んでいる。味気ない街灯の代わりに、トランペット、ドラム、ギター、コントラバス、サックスを演奏するミュージシャンを模したランタン5基が設置された。すでに敷地レイアウトが完了…

サハリンの住民は樺太時代の小学校の奉安殿をゴミ箱に変えた

サハリンのホルムスク市(真岡)の公園に残る樺太時代の学校のパビリオン(※真岡第二尋常小学校の奉安殿のこと)がゴミ捨て場と化している。同市の行政委員会のメンバーがマカロフ通り沿いにある公園の衛生状況などについて立ち入り検査を行った。公園はきれいな…

『空白の2年 渡航再開を』 釧路・根室の現場から/衆院選道7区

納沙布岬で慰霊祭 「北方領土墓参などが全面中止となった2年間は、4年にも5年にも感じられます。つらい気持ちのやり場もない」--北方領土の元島民らでつくる千島歯舞諸島居住者連盟(千島連盟、札幌)の根室支部が17日に根室市の納沙布岬で開いた物故者慰霊祭…