北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2021-10-03から1日間の記事一覧

話芸で北方領土返還訴える 落語家三遊亭金八さん 新境地挑む覚悟

北方領土の返還を願い、話芸の世界で運動を後押ししている落語家がいる。三遊亭金八さん(50)。歯舞群島・志発(しぼつ)島の元島民2世だ。北方領土に接する北海道根室市で生まれ育った。ロシアによる実効支配は76年に及び、この問題を人々の心にどう響かせ…

処女航海のフェリー 択捉島から飛行機に乗れなかった観光客14人をピックアップ

クリル諸島への初航海を終えてコルサコフに戻るフェリー「パベル・レオーノフ」は、択捉島からサハリン行の飛行機に乗れなかった観光客14人をピックアップした。グループの1人は「私たちはウラジオストクから来た14人のグループ。今年は新型コロナの影響で国…

国後島 泊山カルデラの一菱内湖ほとりで「燃える砂」を発見 !?

「ExplorersWeb」の編集者で、カナダの最高の北極旅行者であるジェリー・コバレンコ氏は、この夏、国後島のゴロブニン火山(泊山)のカルデラにあるゴリャチェエ湖(一菱内湖)のほとりで自然発火する不思議な砂を見つけた。砂地で休もうと腰をおろした時、砂に…

国後島と色丹島のワクチン接種率 成人人口の52.6%に

国後島、色丹島、歯舞群島を管轄する南クリル地区では、新型コロナウイルスの予防接種を完了した人は、成人人口の52.6%にまで上がってきた。地区中央病院は、国後島と色丹島の成人人口5983人のうち3153人にワクチンを接種した。国後島と色丹島の住民のうち…

択捉島・内岡 四島航路に就航した「パベル・レオ―ノフ」が到着

10月1日にコルサコフから択後島への処女航海に出発した新しいフェリー「パベル・レオーノフ」は無事、択捉島に到着した。乗客27人と貨物55トンを輸送した。「すべてがとても快適で居心地が良かった。スタッフはとても親切で、食事も美味しかった」と乗船した…

色丹島・斜古丹 24世帯が入居するアパートが完成間近

色丹島マロクリリスコエ村(斜古丹)では、24戸が入る集合住宅が間もなく完成する。現在、仕上げの外構工事が行われている。総床面積は約900㎡で、電気ストーブやボイラーも備え付けられた。(kurilnews.ru 2021/10/1)

国後島・泊 幼稚園を併設した学校の建設進む

国後島ゴロブニノ村(泊)で幼稚園を併設した学校(定員100人)が建設されている。サハリン州政府のクリル諸島社会経済発展プログラム総局によると、モノリシックフレームの建設工事はほとんど完了し、屋根の工事に取り掛かった。請負業者であるSK-Gradは予定よ…