2021-09-11から1日間の記事一覧
舞鶴引揚記念館は1988年、引き揚げ者の上陸した旧桟橋に近い高台に舞鶴市が開設した。1万6千点の資料のうち「白樺日誌」、回想記録映画など570点が2015年、ユネスコの「世界記憶遺産」に登録された。近年は平和学習の教育旅行誘致も進めている。舞鶴は45年10…
シベリア抑留や引き揚げの歴史を伝える京都府の舞鶴引揚記念館(舞鶴市)が、記憶継承という課題を見据え、「中高生語り部」の活動に力を入れている。抑留生活や、引き揚げ者を温かく迎え入れた先人の心を語る生徒たちには、歴史を語り継ぐ思いが生まれている…
サハリン—北方四島航路のために建造された2番目のフェリー「パベル・レオ―ノフ」号は造船所のあるサンクトペテルブルクを出て、北極海航路を通ってサハリンに向かっている。現在はペトロパブロフスク・カムチャツキーに近づいており、1両日中に第1クリル海峡…
ロシアの「Mir24 TVチャンネル」は、国後島のドキュメンタリーを撮影した。映画の長さは15分と短いが、危険な火山と多様な動物が描かれている。「国後島にあるゴロブニン火山(泊山)が噴火した場合、火山灰は10〜15 kmの高さに達する可能性があり、噴煙はさま…
全国の大学生や大学院生が北方領土の元島民とオンライン会議システムを通して対話し、領土問題について学ぶ「北方領土オンラインゼミナール」が7~9日、開かれた。17都府県の33人が参加し、返還要求運動について議論した。領土問題や元島民の思いを知っても…
(サハリン・インフォより) ロシア外務省サハリン州代表部のノソフ代表は10日、久野和博駐ユジノサハリンスク総領事を呼び、日本総領事館職員が個人の会員制交流サイト(SNS)に投稿した「北方領土の占領」との表現が第2次大戦の結果に疑問を呈している…
「毎朝、カモメの鳴き声で起こされるのはうんざりだ。もっといい目覚め方はないの」。北方領土・国後島の中心地、古釜布(ユジノクリーリスク)で、住民がカモメのふんや騒音に悩まされ、いらいらしている。住宅の屋根に群がり、鳴き声がうるさく、ふんが異臭…