北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2021-06-06から1日間の記事一覧

「憲法改正、考慮が必要」 領土問題でプーチン氏 交渉継続は明言も、強硬姿勢崩さず

ロシアのプーチン大統領は4日、各国の通信社幹部とサンクトペテルブルクで会見し、日本との北方領土問題について「憲法改正を考慮しなければならない」と述べた。ロシアは昨年7月に発効した改正憲法に領土割譲の禁止を明記。プーチン氏は「平和条約に関す…

北方領土 地区設置75年で記念式典

北方領土を事実上管轄するサハリン州のクリール地区(択捉島、千島列島ウルップ島など)と南クリール地区(国後島、色丹島、歯舞群島)は5日、設置75周年を迎えた。南クリール地区では行政府所在地の国後島古釜布(ユジノクリーリスク)で記念式典が行わ…

ロシア人の海外旅行規制解除 ワクチン接種率60%に達する9月から プーチン大統領

プーチン大統領はロシア国民の海外旅行の制限解除時期について、「新型コロナに対する免疫レベルが60%に達すると、より自由に外国を訪問できるようになる。最も可能性が高いのは、9月ではないか」と見通しを語った。サンクトペテルブルク国際経済フォーラム…

択捉島 市長が熱・電力供給を化石燃料から天然ガスに切り替え表明

択捉島を管轄するクリル地区のロコトフ市長は、クリリスク(紗那)に今年着工する予定だった石炭を燃料とするボイラーハウスの建設を凍結し、天然ガスを燃料とする施設に変更することを明らかにした。市長は「択捉島がガス化する。石炭を燃料とするボイラーや…