北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2021-04-12から1日間の記事一覧

ガガーリンが宇宙へ行った60年前の今日 択捉島の新聞「赤い灯台」は住民の歓喜を伝えた

60年前の4月12日。新聞やラジオは、ソ連の宇宙飛行士ガガーリンによる人類史上初の有人飛行について報告した。1961年4月14日付けの択捉島の新聞「赤い灯台」第45号のトップ記事は「こんな偉業は人類の歴史になかった!」という見出しがおどり、島の人々から…

色丹島漁業コンビナート「アストロブノイ」所属トロール漁船がオホーツク海で火災

2021年年4月8日、北部オホーツク海マガダン沖200kmにおいて、色丹島の漁業コンビナート”Островной”(アストロブノイ)社所属冷凍トロール漁船”Ахтиар”(アヒタル)に火災が発生した。発生したのは魚倉のコンテナからで、乗組員が局所的なダメージでこれ…

国後島住民の憩いの場・ニキシロ湖に流れ込む川に牛3頭と犬の死骸

海岸に打ち上げられたクジラの死骸が何者かによって持ち去られ、解体された事件があった国後島。今度はラグンノエ湖(ニキシロ湖)に行楽で来ていた住民が、湖に流れ込む川の中に牛と犬の死骸が浮いているのを見つけた。牛は3頭おり、いずれも腐敗が進んでいた…

「手ごろな価格の魚」プロジェクト 国後・色丹で効果挙げる

「手ごろな価格の魚」プロジェクトは、地元で獲れる高品質で安全な魚を地元住民に提供し、企業が漁獲物を地域の市場に供給するよう促す取り組みとして始まったが、国後島と色丹島では新鮮な魚や冷凍製品を10カ所で購入できるなど効果を挙げている。供給して…

サハリン--北方四島航路に就航予定の新造貨客船 22日にウラジオ入港、サハリン着は4月末

サハリン--国後島、色丹島、択捉島航路に就航するためサハリンに向かっている新造貨客船「ネべリスキー提督」号は、シンガポール沖を航行中だ。造船所があるサンクトぺテルブルクを出港し、スエズ運河を経由して、4月22日にはウラジオストク港に入港する予定…

サーフィン映画「サーフ」続編、クリル諸島の島で撮影中 今年11月公開予定

今年11月に公開予定のサーフィン映画「サーフ2」の撮影がクリル諸島(※島名は明らかにされていないが、写真は択捉島のようにも見える)で行われている。映画制作者のセルゲイ・ラシバエフ氏がインターネットのボッドキャスト「イブニング・サーファー」の視聴…

国後島・材木岩 釣りをしていた男性が波にさらわれ行方不明

4月11日午後、国後島ユジノクリリスク(古釜布)から15kmに位置するストルブチャティ岬(ローソク岩)で釣りをしていた男性(44歳)が波にさらわれて行方不明になった。サハリン緊急事態省の現地当局や警察がボートなどで捜索しているが、まだ見つかっていない。現…

国後島、色丹島の観光客、昨年は7,800人に

昨年2020年に7,800人の観光客が国後島と色丹島を訪れた。そのうち6,600人が市街地のホテルに宿泊した。2つの島には9つのホテルがあり、部屋の総数は64室、定員は148名。国後島のクリル自然保護区を訪問した観光客は南クリル地域の住民658人を含めて1,700人。…

国後島 打ち上げられたクジラの死骸 何者かが解体、肉を持ち去る

先週、国後島の海岸に打ち上げられているのが見つかった小さなクジラの死骸が、何者かによって浜から運ばれ解体されていた。クリル自然保護区のエレナ・リニック主任研究員によると、「土日に海岸を調べたが、どこにもいなかった。見つけたのは子供たちで、…