北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2021-03-15から1日間の記事一覧

択捉から生まれたギドロストロイ30周年 極東最大の漁業グループに成長

サハリン州で最も重要な企業であるギドロストロイが3月14日、創立30周年を迎えた。1991年のこの日、同社は択捉島に最初の加工場を開設し、今では極東で最大の漁業、水産加工会社に成長した。陸上で処理される極東の魚の80%はギドロストロイが扱う。年間20万…

「クマが冬眠から目覚めた」--国後島・クリル自然保護区が動物足跡調査

クリル自然保護区は毎冬、国後島と色丹島の保護区で、雪上に残された動物の足跡調査を実施している。国後島南部のイワノフスキー岬((ハッチャス崎)付近では、クマの足跡が確認された。同保護区によると「クマは主に斜面の上部に巣穴を造ったが、雪解けで早く…

携帯電話が国後島を日本と認識する問題 「携帯はより強力なネットワークに登録される」

ロシアの携帯電話会社MTSは、観光客が国後島に到着した際、「ようこそ日本へ」というメッセージが携帯に届く問題について、声明を発表した。「そのような状況が生じるのは、国境地帯に近いことに原因がある可能性がある。携帯はより強力なネットワークに登録…

国後島・材木岩 野生のキツネが観光客に愛嬌ふりまく

国後島の観光名所であるストルブチャティ岬(材木岩)で、野生のキツネが観光客のカメラの前でポーズをとるなど愛嬌をふりまいている。国後島に出張中のサハリン・クリル通信の記者が写真を撮影した。材木岩は国後島の西海岸にあるユニークあり、断面が六角形…