北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2021-03-01から1日間の記事一覧

国後島・泊湾 日本からハクチョウが戻って来た 春はもうすぐ

国後島イズメナ湾(泊湾)に日本から戻って来た数十羽のハクチョウが流氷の上で羽を休めている。ユジノクリリスク(古釜布)の日中の気温は0度に近づいて、春の気配も感じられる。国後島と北海道の間にあるイズメナ湾は渡り鳥の伝統的な休憩地。わずか 14kmの海…

国後島 クリル自然保護区が子供たちを対象に環境学習、イベントを開催

国後島のクリル自然保護区は南クリル地区の教育文化機関と協力して子供たちを対象にした環境学習やイベントを開催した。「故郷」をテーマにした絵画展には、1994年から2008年にかけて、当時の子供たちが描いた作品が展示された。その時の子供たちは今は親に…

択捉島・紗那 スポーツセンターで室内トライアスロン大会開催

択捉島クリリスク(紗那)のスポーツ文化会館で、室内トライアスロンの大会が初めて開催された。水泳は室内プール、自転車はフィットネスバイク(エアロバイク)、ランニングはランニングマシンで代用し、愛好家30人が出場した。水泳750m、自転車20km、ランニン…

択捉島を管轄するクリル地区など6地区で発症率増加 新型コロナ感染

サハリン州では新型コロナウイルス感染者数が2020年3月から2万1,000人を超え、発症率はロシア国内で14位となっている。全国平均より52%高くなっている。全18地区で感染者が確認され続けているが、中でも、クリル地区(択捉島、ウルップ島など管轄)、マカロフ…

サハリン沖 海の天使クリオネを撮影 氷上の釣り人

サハリンの沖合の氷上で釣りをしていた人が珍しいクリオネを撮影した。天国からの使者に似た、その珍しい容姿から海の天使と呼ばれる。体長は4~6㎝で、めつたに人前に姿を見せることがなく、見つけた人には幸運が訪れると考えられている。羽ばたきをしなが…