北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2021-02-28から1日間の記事一覧

国後島・古釜布 取り壊されたタウンサインを再建 6月にも着工

国後島ユジノクリリスク(古釜布)の市街地入口にタウンサインを再建する取り組みが始まる。3月1日から入札参加企業を募集し、再建工事は6月1日から開始される。自治体プログラム「近代的な都市環境の形成」の枠組みの中で実施する。かつて同じ場所に設置され…

国後島 敵の上陸を想定した大規模な軍事演習開始

ロシア軍は国後島で敵の上陸を想定した大規模な戦術演習を開始した。演習には、約1,000人の軍人とヘリコプターやドローンなど300の装備が動員された。国後島ラグンノエ(ニキシロ)とゴリャチエ・クリュチ(瀬石)に軍部隊が集結し、ドローンを使用して上陸をは…

国後・色丹 2021最優秀教師・教育者にキズロワさん、サムセバさん

国後島と色丹島の教師や教育者の中から最優秀者を選出する「ティーチャー・オブ・ザ・イヤー」コンテストが開催され、マリーナ・キズロワさん(色丹島・穴澗中等学校)とユリア・サムセバ(幼稚園ソルニシュコ、ロマシュカ)さんが選ばれた。コンテストは今年6回…

国後島 新築アパートの住民から不満 検察官と市長が品質や管理状態を調査

南クリル地区行政府のゴミレフスキー市長と同地区のポポフ検察官が、昨年12月に入居が始まった国後島ユジノクリリスク(古釜布)オケアンスカヤ通りの集合住宅を訪れ、老朽化した住宅から移り住んだ住民と面談した。検察官は、住宅の品質と管理状況について寄…

国後島・色丹島 里親の元で暮らす子供36人 支援するための予算は2,192万ルーブル

南クリル行政府は、国後島と色丹島の孤児を支援するため2021年の予算で2,192万ルーブルを割り当てた。このうちサハリン州の資金が2,045万ルーブル、南クリル行政府が147万を負担する。内訳は里親への報酬が1,248万ルーブル、学資援助に1回20万ルーブル、生活…