北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2021-02-10から1日間の記事一覧

スケソウ漁獲15万トン、前年同期比26%減 ロシア・オホーツク海

北海道機船連によると、ロシア漁業者によるオホーツク海での抱卵スケソウ漁漁獲量は、1月末現在で前年同期比26%減の15万2,800トンにとどまっている。中国の主要港閉鎖に伴う製品輸出の停滞が、水揚げペースのダウンにつながっているもよう。(水産経済新聞202…

クリル発展計画のムダな公共事業 責任者を罰するべき サハリン州議会議員

サハリン州議会の経済開発委員会と予算・税金委員会の合同会議で、クリル諸島社会経済発展プログラムの枠組みで実施されたセベロクリリスクにおける泥流の危険性を評価する設計業務がやり玉にあがった。議員は「3,500万ルーブルは不要な支出だった」と指摘し…

クリル発展プログラム推進局の清算を提案 サハリン州議会

サハリン州管理会計委員会(KSP)はクリル諸島社会経済発展プログラム(2016-2025)の実施に、州予算がどのように使われたかを検査し、120ページに及ぶ検査結果を州政府と州議会、地方検察当局に提出した。州議会の経済発展委員会と予算・税金に関する委員会の合…

「美しい海とシコタン島の虜になった」--ヴャチェスラフ・モロス

ヴャチェスラフ・ニコライヴィッチ・モロスは1961年にベラルーシで生まれた。1985年に徴兵によりシコタンの海軍旅団に入隊。島に恋をして、除隊後も残った。「私は時々、両親や親戚の墓があるベラルーシに行くが、いつもシコタンに戻ってくる」という。ロシ…

5年で2,500人増加 色丹島、国後島、択捉島、パラムシル島の人口

サハリン州議会で、2016年以降、色丹島、国後島、択捉島、パラムシル島(幌筵島)の人口が2,500人も増加していることが話題になった。サハリン州地域経済発展省は社会資本整備、住宅の建設、交通アクセスの改善がダイナミックな成長を促していると説明。議員か…

択捉島・天寧飛行場 ロシア軍輸送機が左側車輪損傷で「胴体着陸」

モスクワ時間の2月9日午前3時35分、ロシア軍の輸送機An-12が択捉島のペトレル空港(天寧飛行場)に着陸する際に、左側の車輪が飛行場の欄干に接触し、機首と着陸装置が損壊する事故があった。輸送機は着陸し、乗員に負傷者はいなかった。ロシア軍東部軍管区の…