2021-02-03から1日間の記事一覧
北クリルのパラムシル島セベロクリリスクで、秒速28mの強風により通信会社Tele-2の電波塔が倒壊した。この影響で一部で携帯電話が通話できない状態が続いているが、加入者が少ないため影響は限定的だ。他の電波塔は問題ないという。北クリ地区では2月4日も吹…
サハリン税関がまとめた2020年の自動車輸入実績によると、日本からの輸入が2,794台となり、前年の2,375台から18%増加した。このうち2,710台が個人によって輸入されたもので、個人起業家70台、法人は14台だった。車種はトラック1台のほかはすべて乗用車が占め…
送電ケーブルの損傷で数日間停電が続いた択捉島の軍管理の町ゴリャチエ・クリュチ(瀬石温泉)で、今度は学校に電力を供給するケーブルが「故障」し、休校となっている。児童生徒206人は自宅でリモート学習を余儀なくされている。軍が中心になって復旧に勤めて…
連邦執行庁(FSSP)のサハリン当局は銀行ローンの返済義務を怠った国後島ユジノクリリスク(古釜布)に住む夫婦に対して、財産を差し押さえる措置を決定。慌てた夫婦は返済が滞っていた80万ルーブルと、未払い額の7%の執行手数料を支払った。サハリン州では毎年…
2月1日、サハリン州では新型コロナウイルスの新たな感染者が81人確認され、色丹島マロクリリスコエ(斜古丹)の60歳の住民1人が死亡した。1日現在の州では1万9,847例が感染が確認され、このうち1万7,137人が治療を終えて退院。28人が死亡、2,682人が治療を受け…
サハリン州では2025年までに20カ所のボイラー施設が天然ガスに切り替えられる。リマレンコ知事と国営企業の住宅及び公益事業改革支援基金のチツィン会長が合意し、協力協定が締結された。計画では南クリル地区(国後島、色丹島)をはじめ20カ所のボイラー施設…
南クリル行政府は国後島内の路線バスの運行に920万ルーブルの予算をあてる。ユジノクリリスク(古釜布)を起点とする4路線。ユジノクリリスク--メンデレーボ--ドゥボボエ--ゴロブニノ(泊)線に410万ルーブル。ラグンノエ(ニキシロ)線に190万ルーブル、ゴリャチ…
ロシア漁業庁はクリル諸島(千島列島)海域での2021年のサンマの推奨漁獲量を5万4,987トンに設定した。2020年の7万4,120トンから約2万トンも低い数値だ。内訳は、南クリル諸島(北方四島)海域で4万3,993トン、北クリルゾーンで1万993トンとなっている。この数値…
択捉島クリリスク(紗那)に新しいスケートリンクがオープンした。新リンクは市庁舎近くに開設され、夏はサッカーコート、冬はアイスホッケーが楽しめる複合施設。毎日12時から午後8時まで営業し、スケート靴の貸し出しも行っている。(サハリン・クリル通信202…
サハリン・クリル地区を教区としているブラディカ・アクシー大司教が2日にわたり国後島を訪問し、ユジノクリリスク(古釜布)の南クリル中等学校10年生、11年生と対話集会を開いた。「人生で最も重要なことは何か?」--大司教の問いかけに、生徒たちは第一に家…